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【ふり返り】春の特別クラス

春の特別クラス+朗読会

春の陰ヨガ特別クラスを開催しました。



新年度がスタートして新しい生活が始まりましたね。

最近、落ち着いた生活、できていますか?

どこか、地に足が着いていないような、気持ちばかり先に走っているようなそんな感じは、ありませんか?

春は、植物が太陽に向かってぐんぐん成長するように、私たちも自由自在にのびのびしたくなるものです。

なので、外界思考になるのは当然だし、気持ちがふわふわするのも、全然おかしなことではありません。

むしろ、それは自然界と繋がっている証だから、どんどん愉しめばいいと思う。

でも、それと同じくらい、時々、静かになる時間も大事だと思うのですよ。

今の自分のバランスはどうかな?

先へ先へ…って、気持ちが急いでいないかな?

って、ちょっと立ち止まって感じる時間は大切。

参加してくださった皆さんにとって、特別クラスが、そんな時間になっていたらいいな、と思います。

朗読会「最初の質問」

シャバーサナ明けには朗読会。

長田さんの詩はとっても純粋だけど、シャープで大事な質問ばかり。

「問いと答えと、いまあなたにとって必要なのはどっちですか。」

これは私がとても好きな質問です。

考えを外側に向けることも、物事に一生懸命になることも、大事なこと。

でもそればかりだと大切なことが置いてけぼりになってしまうこともあります。

空の青さを美しいと感じたり、植物を友人のように大切にしてみたり、沈黙の音を感じてみたり…。

そんな時、きまって心には静寂があると思うのです。

私たちは、変えられないことを変えよう変えようと、悩み苦しみ、

「どうしてどうして…」

と、堂々巡りの問いを繰り返しては、

「誰か答えを教えて…」

と、インスタントに解決策を求めてしまう。

でも必要なのは、そんな問いや答えではなく、じっと向き合う「静寂」なのかもしれません。

「問いと答えと、いまあなたにとって必要なのはどっちですか。」

は、それを思い出させてくれる質問。

静寂には、問いも答えも、全てが詰まっているような気がします。だって、静寂は人の本質だと思うから。

陰ヨガは静寂のヨガ。待つことを練習し、変えられないものを受け入れること、時に諦めることを学ぶ時間。

陰ヨガと絵本の詩を通して、何か一つでも心に残ったことがあれば、いいなと思います☺️

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