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中医学とは
こんにちは。Kotoyogaのkotomiです。今回は皆さんに、中医学のご紹介をします。
中医学って何?東洋医学と違うの?
そう思う方も多いかもしれませんね。
中医学とは「古代中国伝統医学」の略称で、その歴史は2000年以上ともいわれています。
東洋医学の元になっている医学というと分かりやすいかもしれませんね。
では一体どんな医学なのでしょう。
一言でいうと「陰と陽のバランスの医学」です。
「ん?陰と陽?」と思った方。少し難しかったですね。
もっと簡単にいうと「足し算と引き算の医学」。
これだと分かりやすいでしょうか。
例えば精神疾患は陽の病気(陽証)と捉え、同じ精神的な症状でもうつ病は陰の病気(陰証)と捉えます。
このように現れた症状によって、過剰になっているのか不足になっているのか、必ず一度分析・判断をしていきます。
そして過剰になっている場合は「減らす」治療を行ない、不足の場合は「補う」治療を行い、バランスを取っていきます。
ものすごくザックリとした説明ですが、なんとなくイメージはつきましたか?
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中医学の歴史
中医学の歴史は2000年以上といわれています。
その土台を築き上げた三冊の本(黄帝内経、神農本草経、傷寒雑病論)は、紀元前3~4世紀頃には存在していたといわれますから、その頃には既に中医学は医学として成立していたと考えられます。
ではそれ以前はどうだったのでしょう。
医学の成り立ちを考えると引き出しやすいかもしれません。
医学は元々「占い」や「神話」から始まっていることが多く、中医学の場合もそれを含めると、その歴史は5000年以上といえるかもしれません。
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古代中医学を起源とするアジア諸国の伝統医学
中医学を伝えていると、よく人から質問されることがあります。
中医学と東洋医学は同じですか?
皆さんも一度は疑問に思ったことがあるかもしれませんね。
大まかにいうと、東洋医学はアジア諸国に伝わる伝統医学の「総称」で、その多くが古代中医学を起源としています。
ヨーロッパから伝わった医学は「西洋医学」といいますね。
東洋医学や西洋医学は「あだ名」のようなものだと思って下さい。
さて、今回は「中医学ってなに?」というテーマでお伝えしました。
Kotoyogaでは初心者の方に向けて、わかりやすく中医学をお伝えする「やさしい中医学入門」というワークショップを定期的に開催しています。
陰陽五行の基本的な考え方や、生活に役立つ季節の養生法などをお伝えしていますので、良かったら遊びに来て下さいね。
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