眠れない夜に「自律神経を調える陰ヨガ」30分フル動画

Youtube無料動画「自律神経を調える陰ヨガ」30分

日頃のストレスや生活習慣の乱れから、眠れない日が続いたり、不安感やイライラなど不安定な気持ちになったり・・・。そんな方に、ゆったりとした動きで自律神経を調整し、穏やかさを取り戻す陰ヨガをご紹介します。

陰ヨガは道具をたくさん使って大変なイメージがある・・・と感じる方もいるかもしれませんが、そんな方にも楽しんでいただけるように、今回の動画は道具なしでOK！カーペットや柔らかく温かい床なら、ヨガマットもなくていいかもしれません。

陰ヨガとは何だろう？という方は、ぜひこちらの記事もチェックしてみてくださいね！

「自律神経を調える陰ヨガ」シークエンス

今回紹介しているポーズの流れです。それぞれポーズの解説動画もありますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

• バタフライ
• ハーフサドル
• スフィンクス
• ツイスト
• シャヴァーサナ

「自律神経を調える陰ヨガ」背骨を動かす

背骨は自律神経と深く関係しているといわれています。背骨が丸く猫背になると、やる気が起きなくなったり、思考がネガティブになる傾向があります。反対に姿勢正しく胸が開いている状態では、あまりネガティブになりにくいですよね？

ヨガをすると考えが前向きになり、心もスッキリして、夜の眠りの質も上がる方が多いのではないでしょうか。それはヨガのポーズに、前屈、後屈、側屈、ねじりなど、背骨を動かすポーズがたくさんあり、それらをバランスよく組み合わせることで、心と体に良い影響をもたらすからです。

背骨の秘密①　ヨガ編

背骨をバランス良く動かすことで心身に良い影響があると言われる理由は「エネルギーライン」にあります。ヨガでは背骨には「スシュムナー」と呼ばれる最も重要なエネルギーラインが通っていると言われています。このスシュムナーの流れを滞り良くし、強めていくことが心身を調えるために大切なことと考えられているのです。

背骨の秘密②　中医学編

中医学では体に流れる「気・血・水」のバランスがとても重要で、それらが過不足なく巡ることで健康を維持できるといわれます。その気血が流れる道を「経絡」と呼びます。五臓六腑につながるエネルギーラインで左右に１２本ずつ流れているといわれます。それ以外にも特に大切な経脈が体の前後に流れているといわれ、その一つが背骨に沿って流れる「督脈」です。督脈は五臓六腑とは直接繋がりませんが、他の陽経の気血の流れを総括しているといわれています。陽経とは体の外側や背部を流れているエネルギーラインのことですが、督脈がその陽経のリーダーというのです。脳、脊柱と深く関わり、精神病や自律神経のトラブルに直接関わるそうです。それだけでも、なんとなく「督脈の流れを調えることは大切なのかしら・・・」と感じますよね。

「自律神経を調える陰ヨガ」背骨をバランス良く動かそう

背骨を動かすことが心身にとって良い、というのをヨガと中医学の観点からお伝えしました。とはいえ、闇雲に動かせば良いということではありません。何ごともバランスが大切です。

背骨の動きには、前屈・後屈・側屈（左右）・逆転・ねじりの６つのパターンがあります。そのうち、前屈は副交感神経を優位にし心を落ち着かせ、後屈は交感神経を優位にしてやる気を引き出すといわれます。メリットも行きすぎるとデメリットが生まれてしまいます。前屈ばかりをしていると心が内に向き過ぎてしまうし、後屈ばかり練習すると元気を通り過ぎて落ち着きがなく、さらには攻撃性を増す可能性があります。

全ての動きを取り入れる必要はありませんが、偏り過ぎないようバランス良く行っていくことが大切です。

「自律神経を調える陰ヨガ」注意点

陰ヨガは力を抜き、筋肉を緩めていくヨガです。他の動きの多いヨガやエクササイズのように筋肉を燃焼させる動きが少ないため、体温が上がりません。動画では視聴者の方にポーズが見えやすいよう薄いウェアやブランケットなしで陰ヨガを行っていますが、実際はポーズをホールドする際に、肌寒く感じることがあります。次のように体を暖かく保てる準備をしてから、練習を始めることをおすすめします。

• 長袖・長ズボン・靴下など
• 体を覆うブランケット

「自律神経を調える陰ヨガ」まとめ

今回の動画は30分と短いため、全ての背骨の動きが入っているわけではありませんが、落ち着かない、眠れない、不安感があるなど、自律神経の乱れを感じるような時に、ほんの30分でもゆっくりと自分を労る時間を作ってみてください。

ゆっくりペースですが、今後もこうした動画をYoutubeに載せていきたいと思っています。動画にいいね！やチャンネル登録をしてもらえると励みになります！